2018-12

5・3(火)ラ・フォル・ジュルネ金沢 シャルリエと井上&OEK

   石川県立音楽堂  6時

 今回は、LFJ金沢取材のポイントを、このコンサートホールでオーケストラがどう響くか、ということに絞っていた。他の3つのホールでは、ライプツィヒ弦楽四重奏団やダルベルト、田部京子らが演奏し、またシューベルトの歌曲と能を組み合わせた独自企画のコンサートなども行なわれていたのだが、聴けずに残念でもある。

 1階席最後列で聴く。屋根の下に入った位置だが、それでも音が実に明晰に聞こえるのには感心した。やはりこのホールのアコースティックは並みのものではないようである。

 プログラムは、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」で、ソリストがオリヴィエ・シャルリエ。
 この人、スケールは大きいし、特にカデンツァの個所など、凄まじいばかりの集中力と推進性を持った演奏を聴かせる。音色は清澄で洗練されていると同時に、エネルギッシュな力感にも事欠かない。スリリングなほどだ。
 井上道義とOEKが、これまた隙なく緻密にがっしりと音楽を構築し、その一方、第2楽章では夢幻的な叙情感を出した。久しぶりで手応えのあるベーコンに接したという気がする。

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