2019-05

11・17 マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団

  ミューザ川崎シンフォニーホール 6時

 マチネーが4時少し前に終ったあと、山手線で品川へ出て、東海道線に乗り換え、川崎へ。正味45分程度。早い。

 先日、ゲルギエフ指揮する東京交響楽団の演奏を聴いた時には、このホールの巨大な音響空間を完璧に満たすのは、やはりよほどのオーケストラでなければ至難の業なのではないかと改めて思ったのだが、今日のバイエルン放送響は、マーラーの第5交響曲でそれをいとも易々と達成してしまっていた。しかもそれは大音響の個所だけではなく、第4楽章(アダージェット)での最弱奏の時にさえ、そのたっぷりとした弦の響きがホールをいっぱいに満たしていたのである。単なる物理的なものとは異なるこの音楽の大きさは、一体何処から生まれてくるのだろう。

 私の好きなオーケストラの音、つまり厚みのある重量感と、内声の精妙で明晰な動きとを、ともに備えた音。それが画然と堪能できるホールは、日本にはそう多くはないが、このミューザ川崎では、卓越したオーケストラの場合には、それが可能になるようだ。もっとも、聴く席の位置による。私の好きなのは3階席正面。ここがいちばん手頃だろう。もっとも席の位置というのは、聴き手の好み次第だが。
 

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