2019-07

11・17(土)ジュリア・ジョーンズ指揮読売日本交響楽団

  東京芸術劇場 2時

 英国出身の美女指揮者ジュリア・ジョーンズは、2年前にウィーン国立歌劇場で「コジ・ファン・トゥッテ」を指揮していたのを聴いたことがある。きびきびした指揮ぶりだったが、オーケストラの演奏の方はそれほどきびきびしていなかったような記憶もある。
 長身でスラリとして、カッコいい人だ。それにしても、いま広く活躍している女性指揮者は、何故みんなこう、同じような体型をしているのでしょうね。そういうスタイルでないと、人気が出ないのかしらん。
 皮肉屋で有名だった往年の名指揮者ビーチャム卿が、こう言ったそうだ。「女の指揮者は困る。彼女が美人だったら、楽員は気が散って演奏できまい。その逆だったら、ますます演奏できまい」。

 で、今日の読売日響は、少し気が散っていたんではなかろうか。どうもいつもより、演奏が少し散漫で、集中力に欠けているような感じもあった。マチネーだったせいか?
 プログラムは、ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲、ブロンフマンをソリストに迎えてのベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番」、ワーグナーの「ジークフリートの葬送行進曲」、R・シュトラウスの「死と変容」。
 このうち1曲目と、アンコールでのワーグナーの「ローエングリン」第3幕前奏曲が比較的引き締まった演奏だったのは、ふだん慣れている曲だったからか。
 「葬送行進曲」でのジョーンズの速めのテンポには、あまり共感できない。このテンポだと、ディミヌエンドの個所のリズムが極端に軽くなり、葬送のイメージどころか、まるで踊るような足取りに化けてしまうからだ。だが世の中には、こういうテンポを採る指揮者の方が多いのだ。なお、今日のこの曲のエンディングは、もちろん演奏会用ヴァージョンだが、金管群を除外した、風変わりな編曲だった。

コメント

「女の指揮者は・・・」というのは、女の私でもわかる気が。しかし、女の身からすると、男の指揮者でも同じ・・・カナ。

以前、とある美男!?指揮者が、女性ファンの過熱ぶりに音を上げて、ついに自らのブログに「ボクを『見に』こないでくださいっ。」と書いていて、(私は)ちょっと、しゅん・・・としてしまいましたが、なんにしても、「美」を堪能するには、それなりに「修業」を積まないと・・・ということですね・・・。

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