2019-08

1・10(月)成人の日コンサート2011

  サントリーホール  3時

 みずほフィナンシャルグループ主催の「成人の日コンサート第22回」なるものを聴きに行く。
 「成人」に化けて潜り込んだわけだが、そもそも坐骨神経痛で足を引き摺りながら歩いている新成人などあり得まい。この2、3日の激しい冷えで痛みが復活、12月初め頃のレベルに戻ってしまったとは冴えない話だ。この坐骨神経痛なる厄介な代物、1ヶ月で治る人もいれば、3ヶ月、半年、8ヶ月、あるいは2年ほどかかる人もいるそうな。此方は発症して2ヶ月だから、未だ「新参者」の部類か。

 本題のコンサートの方は――。
 最初に三浦一馬(バンドネオン、編曲)と大萩康司(ギター)により、ピアソラの「タンゴ組曲」が演奏された。
 こういう楽器の組み合わせでこの曲を聴いたのは初めてだが、実にサマになっており、あたかも最初からそのために作曲されたかのような印象を与えられるほど。

 替わって鼓童が登場し、「暁」「鬼剣舞」「三宅」「空Sora」を演奏。残響の豊かなサントリーホールであの太鼓群が炸裂すると、流石に物凄い。振動で天井からゴミが一つ二つ落ちて来る光景もおなじみのものだ。プログラム構成としても、前半は静と動の対比という意味で良く出来ている。

 後半には「青年貴族アルフレードの恋」という副題のついた、ヴェルディの「椿姫」抜粋(演奏会形式)。
 音楽の合間に実相寺昭雄のストーリー解説が読まれるというわけだが、この台本はかなり長い上に、ナレーターの茂山逸平があちこち歩き回りながら物々しく気取って語るので、音楽の流れが滞り、劇的な盛り上がりも阻害されること夥しい。悠々と「間」を取って勿体つけて喋るなどという芸は、もっとベテランになり、語り口に味が出るようになってからやった方がいい。

 演奏は、梅田俊明指揮の新日本フィルと栗友会合唱団。ヴィオレッタを中嶋彰子が華麗に歌い、父ジョルジョ・ジェルモンを直野資が落ち着きのある歌唱で聴かせた。アルフレード・ジェルモン役は若い田代万里生、歌唱はまだ修練が必要だ。
 

コメント

おお~、東条サン、新成人に化けの術など持っていらしたのかニャ!今回は、神経痛とやらで化けきれずに残念だったニャ~。次回は是非、完璧に化けておくんなせ~!お大事に・・・

アルフレードの恋・・・こんなので新成人教育しちゃって大丈夫かニャ・・・ま、純愛とも言えるが・・・でも、実相寺監督のそんなストーリー版があるとはしらニャンだ。ひとつ勉強したニャり。

ちょっとここのとこネコが入りすぎて失礼しとりやす。今週あたり、も少し、人間に戻るニャり。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://concertdiary.blog118.fc2.com/tb.php/896-89df81df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

























Since
September 13, 2007

これまでの来訪者数

最近の記事

お知らせ

●2007年7月以前のArchivesを順次、アップロード中です。併せてご覧下さい。
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2006年7月

Category

ブログ内検索

プロフィール

リンク

News   

雑誌 モーストリー・クラシック に連載中
「東条碩夫の音楽巡礼記」