2018-09

7・24(土)アルミンクと新日本フィルのブルックナー、シュトラウス他

   サントリーホール  2時

 ブラームスの「悲歌」、R・シュトラウスの「4つの最後の歌」、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」、ブルックナーの「テ・デウム」という、意欲的で新鮮な、しかも面白い組み合わせのプログラム。
 こういったプロをさり気なく編成できる新日本フィルは、日本のオーケストラ界にあっては稀有の存在だろう。

 私の好みでは、この4曲の中での最高の出来は、「4つの最後の歌」。
 アルミンク特有の清澄な音楽で、柔らかい弱音で統一されたオーケストラの響きには拡がりとふくよかさも備わり、R・シュトラウスの官能的な抒情がすっきりと描き出される。ソロはイルディコ・ライモンディ。よく通る、清々しい美しさをもった表情だ。なかなか良かった。

 「ハイドン・ヴァリエーション」もきれいな音だったが、何だか各変奏曲間の「間」がえらく長く思える演奏だった。
 「悲歌」と「テ・デウム」に入ったコーラスは栗友会合唱団。
 後者は当然先日のスダーン=東響の演奏との比較をせざるを得ないが、東響コーラスの3~4倍の人数をそろえた今日の合唱は、かえって明晰度に不足した感もある。演奏全体には緊迫感も流れの良さも充分にあったけれども、感銘度から言うと、やはり今日は「2番目」。

コメント

東フィルも良かったですが、今回の新日フィルは、プログラムも良かったと思いますが、包み込まれるような新日フィルならではの良い響を聴かせていただいて、幸せな気分になりました。、「4つの最後の歌」だったというのは、全く同感です。

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