2019-05

9・23(水)クリスティアン・アルミンク指揮
 新日本フィルハーモニー交響楽団

   サントリーホール(マチネー)

 サントリーホール定期。後半にシューベルトの交響曲「ザ・グレイト」を置き、前半にシュニトケの「モーツァルト・ア・ラ・ハイドン」とシマノフスキの交響曲第4番「協奏交響曲」を演奏するという、この指揮者とオケならではの個性的な、意欲的な曲目編成だ。

 シュニトケは8分ほどの小品で、13人の弦楽器奏者が舞台に点在し、最初は真暗闇の中で演奏を開始、最後は指揮者の気がつかぬうちに退場してしまう、という趣向だが、演奏は確実である。アルミンクも、最後に舞台に誰もいないことに気がつき慌てる様子がサマになっていて、なかなかいい雰囲気。

 「協奏交響曲」でのソリストは、クン=ウー・パイク(白 建宇)。いつもながらの誠実な演奏により、強靭かつ生真面目なシマノフスキ像をつくり出したが、これは少々好みの分かれるところだろう。
 「ザ・グレイト」は意外に正面切った演奏で、均整を保ちながらも多少ロマン的な味を感じさせる。美音を求め、新日本フィルを上品な潤いのある美しさでまとめたのは、やはりウィーン子アルミンクの、シューベルトに対する愛情の表われか?

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