2020-05

9・12(土)続バイロイト~ワーグナー協会の例会と
真峰紀一郎氏のコンサート

 日本ワーグナー協会の東京9月例会は、例年と同様に「今年のバイロイト報告」(東京芸術劇場大会議室)。たまたま上演曲目7本(8月20日~28日)全部を見た立場から、私がレポーターを担当。
 ただし、今年は新演出が1本もなかったので、私の話よりもむしろ、バイロイトの場外新企画ともいうべき「トリスタンとイゾルデ」のパブリック・ビューイング(大画面による公演生中継で、約6千人が最後までじっくりこのオペラを愉しんだそうである)などの話題を、映像を交えて報告して下さった小野博道さんのお話の方が面白かったのではなかろうか。

 そういえば、ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団のヴァイオリン奏者として、及びバイロイト祝祭管弦楽団の奏者として長年活躍された真峰紀一郎氏が、ドイツのヴァイオリン奏者3人と共に「ヴァイオリン・クァルテット」の演奏会を10月に日本で開く。
 このブログではコンサートのPRは一切行なわないことにしているのだが、今回はバイロイトとの関連が深い公演ということもあるので、ご紹介しておこう。

 プログラムには、ヴィヴァルディ、モーツァルト、ハイドン、テレマンの作品などもあるが、その他はめずらしい曲目ばかり。
 「こんな難しそうな現代音楽じゃ、お客さん引いちゃいますよ」とバイロイトで真峰氏に言ったら、
 「そうじゃないんですよ、実は・・・・」と、曲について説明してくれた。
 キルヒナーの「エッコ・ヴェネツィアーノ」は、「ヴェニスで亡くなったワーグナーを偲ぶ曲」で、「トリスタン」の半音階を使った静かな作品だとのこと。
 クプコヴィッチの「4つのヴァイオリンのための《ローエングリュン・ヴァリエーション》」は、「ローエングリン」を題材にした「機知に富んだ曲」の由。
 また、ダンクラの「4つのヴァイオリンのためのクァルテット」も、「キラキラ星」の主題による8つの楽しい変奏曲なのだそうな。

 そういう曰く付きの曲ばかりなら、その説明もチラシにも載せて紹介しておけばよかったのに。
 「でも、今からじゃチラシを作り変える時間もオカネもない・・・・」と真峰氏。
 この演奏会は、10月12日・名古屋(しらかわ)、14日・大阪(フェニックス)、16日・東京(浜離宮)、18日・松本(ハーモニー)で開催される。ヴァイオリン4本の弦楽四重奏は、めずらしい。

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