2020-04

6・17(水)準・メルクル指揮NHK交響楽団 スペイン系プログラム

  サントリーホール

 こちらは豊かな財政を備え、保守的嗜好層をお得意客に持ち、最近の定期では超安定路線から一歩も出ないオーケストラ。

 準・メルクルの指揮で、ファリャの「三角帽子」第2組曲、ラロの「スペイン交響曲」(ソロはワディム・レーピン)、ドビュッシーの「イベリア」、ラヴェルの「ボレロ」というプログラム。
 この中では、「イベリア」の第2曲(夜の香り)での囁くような弱音の美しさが卓越していた。かつてメルクルが日本デビューした時にこのオーケストラと聴かせた「牧神の午後への前奏曲」の夢幻的な音色を思い出させる快演。
 「ボレロ」は冒頭から速めのテンポでスタート、軽快な響きで盛り上げた。どちらかと言えばあっさり味の「ボレロ」である。各パート、さすがに上手い。

 「イベリア」第1曲の途中から、かなり大きな高域ノイズが聞こえ始めた。上杉景勝なみの耳鳴りに罹ったかと肝を冷やす。幸い、第1曲が終って間もなく突然止んだが、まるでスウィッチを切った時のような止まり方だった。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://concertdiary.blog118.fc2.com/tb.php/507-4d383f45
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

























Since
September 13, 2007

これまでの来訪者数

最近の記事

お知らせ

●2007年7月以前のArchivesを順次、アップロード中です。併せてご覧下さい。
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2006年8月
2006年7月

Category

ブログ内検索

プロフィール

リンク

News   

雑誌 モーストリー・クラシック に連載中
「東条碩夫の音楽巡礼記」