4・6(金)ザルツブルク・イースター音楽祭
サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル
ザルツブルク祝祭大劇場
昨年に続きザルツブルク・イースター・フェスティヴァルの第2ツィクルスに。天気予報が外れ、快晴となっているのはありがたい。
プログラムは、ドヴォルジャークの「金の紡ぎ車」、プロコフィエフの「第3ピアノ協奏曲」にヤナーチェクの「シンフォニエッタ」。
このような作品を演奏する際に、ベルリン・フィルが再び柔らかい響きを出せるようになっているのがうれしい。一頃のような「力み」がなくなっているのかもしれない。弦は驚くほどふくよかで、力強い音を出す際にも全く威圧的にならない。この演奏で唯一物足りない点があるとすれば、演奏の音色に陰影というものが備わっていないことであろう。それはまるで、再開発が進む現代都市ベルリンのインターナショナルな雰囲気を反映しているかのようである。
最も拍手を浴びたのはラン・ラン。やや線の細いピアニズムであり、時にオーケストラに埋没する向きも少なくなかったが、これは聴く席の位置により異なった印象を得るのではないかと思う。彼の人気はすばらしい。最後の和音が終ると同時に、ブラヴォーと拍手が爆発、1階はスタンディング・オヴェーションと化した。
昨年に続きザルツブルク・イースター・フェスティヴァルの第2ツィクルスに。天気予報が外れ、快晴となっているのはありがたい。
プログラムは、ドヴォルジャークの「金の紡ぎ車」、プロコフィエフの「第3ピアノ協奏曲」にヤナーチェクの「シンフォニエッタ」。
このような作品を演奏する際に、ベルリン・フィルが再び柔らかい響きを出せるようになっているのがうれしい。一頃のような「力み」がなくなっているのかもしれない。弦は驚くほどふくよかで、力強い音を出す際にも全く威圧的にならない。この演奏で唯一物足りない点があるとすれば、演奏の音色に陰影というものが備わっていないことであろう。それはまるで、再開発が進む現代都市ベルリンのインターナショナルな雰囲気を反映しているかのようである。
最も拍手を浴びたのはラン・ラン。やや線の細いピアニズムであり、時にオーケストラに埋没する向きも少なくなかったが、これは聴く席の位置により異なった印象を得るのではないかと思う。彼の人気はすばらしい。最後の和音が終ると同時に、ブラヴォーと拍手が爆発、1階はスタンディング・オヴェーションと化した。
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