2021-06

2021・4・18(日)工藤重典、加藤知子、神尾真由子他

      大手町三井ホール━━配信

 今日は当初の予定では、昨日の「大阪4オケ」に続き、西宮の兵庫県立芸術文化センターで広上淳一指揮京都市交響楽団を聴いているはずだったのだが、前述の通り「県外移動自粛」。
 その時間を利用して、以前KAJIMOTOからインフォメーションのあった、期間限定オンライン配信「三井物産クラシックコンサート2021~明日へつなぐハーモニー~」を視聴してみた。

 これは工藤重典(fl)、加藤知子(vn)、神尾真由子(vn)、中野振一郎(cemb)、大萩康司(g)およびOtemachi One Special Ensembleの演奏による非公開配信用のコンサートだ。演奏されているのは、バッハの「ブランデンブルク協奏曲第5番」(工藤、加藤、中野とアンサンブル)、ピアソラ~鈴木大介編の「ブエノスアイレスの四季」からの「冬」と「春」(工藤、大萩)、ヴィヴァルディの「四季」全曲(神尾、中野、アンサンブル)の3曲。

 いずれも快演で、実に聴き応えがある。フルートとギターによるピアソラを挟んで、前後にバッハとヴィヴァルディの名曲を配したプログラミングもいいし、ソリストたちも強力だ。

 重量感のある「ブランデンブルク協奏曲」から、神尾の情熱的なソロに合奏が呼応する迫力充分の「四季」まで、全部で1時間半ほどの内容である。自宅でコンサートの配信を視聴する時には、余程の内容でない限り、あれこれ注意力を削がれること無きにしも非ずだが、この配信の演奏は愉しめた。最近の配信は画像も綺麗だし、音質も向上しているので、それも気持よく視聴できた所以でもあろう。アンサンブルの若い奏者が楽しそうに演奏している様子が見られるのも嬉しい。
 こういう良質の配信は、大いに歓迎したい。
 ただし今回のは、途中にCM的なコーナーやら、趣旨や意義を延々と説明したりする「民放TV的」なMCやらが入るが……。

 会場の「大手町三井ホール」は、昨年6月に大手町の複合施設「Otemachi One」の3階に設置された由の多目的型、音響及び構造の可変型中型ホールとのこと。私は未だ行ったことはないが、紹介映像で見る限り、なかなか合理的でモダンな会場だと思われる。
 このリンクは無料で、4月30日まで視聴可だから、一度覗いてみては?
    https://classical-concert-for-tomorrow2021.jp/

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広上/京響のマーラー5番

4/18日。兵庫芸文大ホール15.00行ってきました。半分の客席の予定が満席に変更されて(前2列は空席)マスク、手の消毒、36.2度で入場。
メンデルスゾーンVn協奏曲。金川真弓さん、ドイツ政府から貸与されたグャルネリウスの音色がホールを満たす。この人も逸材ですな。
京響はいいオケになったものだ。
マーラ―5番、弦14型配置、冒頭のトランペット奏者は芸文オケの初期のOBとのことだが楽々こなしていた。3楽章のホルンの堂々たるソロとアンサンブル。広上氏は両手を天に向けたり水平にしたりのヤマカズさんを彷彿させる熱狂的なマーラーを描いていく。各セクションの見事な遠近感、
全体的にはゆったり目の演奏であった。広上さんといえばÑ響デビュー当時の4番が忘れがたいマーラー指揮者だ。コロナを吹っ飛ばす快演でブラボーを言いたかった。






素晴らしい配信

コロナ禍で様々なコンサート配信を観ましたが、この公演は素晴らしいですね。曲目のセレクトは、ブランデンブルク協奏曲が献呈されて300周年ですし、ピアソラ生誕100周年と、かなり考えられたプログラムだと思いました。特に、神尾さんのソロとアンサンブルの相性は絶妙で、実演で聴きたいと思いました。

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