1・9(金)ヒラリー・ハーン・ヴァイオリン・リサイタル
横浜みなとみらいホール
一昨日の「コラボレーション」とは別に各地で彼女が行なっているリサイタルは、ピアノのヴァレンティーナ・リシッツァとの協演だ。
プログラムは、イザイの無伴奏ソナタ2曲(4番、6番)と「こどもの夢」、アイヴズのソナタ3曲(1,2,4番)、ブラームスの「ハンガリー舞曲集」(7曲)にバルトークの「ルーマニア民族舞曲」といったもので、きわめて個性的な選曲と組み合わせである。
リシッツァも決して悪いわけではない。が、ヒラリーのパートナーとして聴いた場合には、どうしても凡庸に感じられてしまう。アイヴズのソナタなどでは、耳と心を捉えるのはヴァイオリンだけ、ということになる。
それゆえ一昨日と同様、無伴奏でヒラリーが弾いたイザイのソナタがやはり圧倒的な印象だ。音の美感は言うまでもないが、それ以上に彼女のリズム感覚のすばらしさは驚くべきものである。まさにそれが、優れた造型を生み出して行く。イザイのソナタにおいて、これほど作品を見通し良く構築し、フォルムを明晰に描き出した演奏は、決して多くはないだろう。
ロビーで池辺晋一郎さんに出会ったら、「さすがヒラリー、ハーンパ(半端)じゃない」ですと。
一昨日の「コラボレーション」とは別に各地で彼女が行なっているリサイタルは、ピアノのヴァレンティーナ・リシッツァとの協演だ。
プログラムは、イザイの無伴奏ソナタ2曲(4番、6番)と「こどもの夢」、アイヴズのソナタ3曲(1,2,4番)、ブラームスの「ハンガリー舞曲集」(7曲)にバルトークの「ルーマニア民族舞曲」といったもので、きわめて個性的な選曲と組み合わせである。
リシッツァも決して悪いわけではない。が、ヒラリーのパートナーとして聴いた場合には、どうしても凡庸に感じられてしまう。アイヴズのソナタなどでは、耳と心を捉えるのはヴァイオリンだけ、ということになる。
それゆえ一昨日と同様、無伴奏でヒラリーが弾いたイザイのソナタがやはり圧倒的な印象だ。音の美感は言うまでもないが、それ以上に彼女のリズム感覚のすばらしさは驚くべきものである。まさにそれが、優れた造型を生み出して行く。イザイのソナタにおいて、これほど作品を見通し良く構築し、フォルムを明晰に描き出した演奏は、決して多くはないだろう。
ロビーで池辺晋一郎さんに出会ったら、「さすがヒラリー、ハーンパ(半端)じゃない」ですと。
コメント
西宮の兵庫芸文センターでのコンサートは期待通りでした。
最大限に無駄をなくし最大限に美の表現を活かしきってるバイオリニスト !
本当に良いリサイタルでした。
最大限に無駄をなくし最大限に美の表現を活かしきってるバイオリニスト !
本当に良いリサイタルでした。
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コンサートを聴いては先生のレビューで感想を深め、未聴のコンサートは疑似体験したりと、いつも楽しく拝読しております。ありがとうございます。