2021-06

2020・12・27(日)鈴木雅明指揮BCJの「第9」

      東京オペラシティ コンサートホール  6時

 バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のベートーヴェンの「第9」を聴きに行く。音楽監督の鈴木雅明が指揮、声楽ソリストは森麻季、林美智子、櫻田亮、加耒徹。

 「第9」の前に、鈴木優人のオルガン・ソロで、バッハの「パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582」が演奏される。2曲の間に休憩は無いとの触れ込みなので、切れ目なしの演奏により両者の音楽的な関連性をも創り出すのかと思ったが、鈴木優人は拍手とともに引っ込み、しばらく間を置いてオケが入場し、やおらチュー二ングを━━という具合に、2曲は別々の存在として演奏された。まあ、この2曲では、調性から言っても、どのみちシームレスは無理だったろうけれども。

 その「ニ短調交響曲」の方は、極めて推進性に富んだ演奏だ。イン・テンポでひたすら前へ前へと進んで行くが、ピリオド楽器奏法の場合にはその方が音楽の力を強く感じることができるというもの。ベーレンライター版を基本の演奏ながら、第2楽章のダ・カーポの際には、オクターヴでの怒号を含む冒頭の8小節は無しのパターン。
 第4楽章のバリトンのレチタティーヴォでは装飾音が多様に織り込まれて、これはなかなか面白かった。

 私としては、今年の「年末の第9」は、このBCJのみ。お客さんが結構入っていたのは祝着である。

コメント

大阪響の第九

12/28日シンフォニーホール、指揮石川星太郎、ピアノ安達萌(サンサーンスエジプト風、10型だったが聴衆が少ないため通常より響き、音量は十分すぎるほど、合唱団130名全員マスクをつけての歌唱だったが見事でした。ブラボーと言いたいところ。
若々しい指揮者はベレンライター版で通常配置、4楽章終結部は楽譜のとうりの早いテンポで押し切った、さすが任されただけある指揮者だ。今後に注目しよう。ピアニストもともども。

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