2021-06

2020・10・23(金)配信映像、ラトル指揮の「青ひげ公の城」

 KAJIMOTO(梶本音楽事務所)の案内により、バルトークのオペラ「青ひげ公の城」(演奏会形式)の配信を、サイモン・ラトル指揮ロンドン響と、ジェラルド・フィンリー(青ひげ)およびカレン・カーギル(ユーディット)の演奏で視る。夜8時からの配信。

 新型コロナ禍のため来日中止を余儀なくされたサイモン・ラトルとロンドン交響楽団。もし来ていれば、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」とオペラ「青ひげ公の城」(演奏会形式)という、この上なく魅力的なプログラムが聴けたわけだが━━たとえ配信でも、その一端に触れることができたのは幸いだ。

 この「青ひげ公の城」は、9月に聖ルカ教会で収録されたものとかで、ラトルとLSOが始めた発信プロジェクトの第1弾なのだそうだが、今回の配信には演奏の前後にラトル自身が日本の聴衆に向けた丁重なメッセージが挿入されるなど、細やかなつくりになっているのもいい。
 演奏はもちろん非の打ちどころがない出来で、ラトルらしく劇的な起伏の非常に大きな指揮が素晴らしく、私の好きなこの作品を充分に堪能させてくれた。

 全曲が終ったあと、歌手と指揮者へのスポットが消え、そのまま暗転して終り・・・・かと思ったら、再び灯が点いて、楽員など全員の「お疲れさま」の和やかな光景が繰り広げられ、その中でラトルが日本へのメッセージを語るのを楽員たちが黙って聴き、それが終ると再びガヤガヤの光景に━━といった収録が、なんともナマっぽく、親しみやすくて、楽しかった。映像も録音も美しく安定していた。

コメント

楽しめました!

教会収録という幻想的な発想、楽しめました。来日は中止でしたが、こうして配信してくださって、有り難いですね。ラトルさんのメッセージも、あたたかく嬉しかったです。招聘元のカジモトさんにも感謝です。来日公演が早く実現するといいですね。

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