2021-06

2020・10・16(金)山下洋輔流ベートーヴェン

      東京芸術劇場コンサートホール  7時

 ジャズ・ピアニストの巨匠・山下洋輔がベートーヴェンの作品を弾く。
 ソロではピアノ・ソナタの「第6番」第1楽章、「悲愴」第2楽章、「エリーゼのために」、「月光」第1楽章、自作の「オマージュ」。
 室内楽の形では「第9」第2楽章、「田園」第1楽章、「運命」第1楽章」、「第9」第4楽章(アンコール)。
 協演は八尋知洋(パーカッション)及び飛鳥ストリング・クァルテット(マレー飛鳥、相磯優子、志賀恵子、西山牧人)。室内楽の方は櫛田哲太郎の編曲とのこと。

 「編曲」という、ある程度事前に準備されている(ことを推測させる)ヴァージョンによる演奏よりも、やはり即興的な要素の強い(と思われる)ソロの方が面白かった。
 従って、原曲から主題の部分だけを抜き取り、そこから自由に飛翔して行くフリー・ジャズのスタイルの演奏が繰り広げられたソナタ集の方が、私には気に入った。実を言えば、八尋知洋のパーカッションとの、丁々発止のアドリブの応酬がもっとあるかと期待していたのだが━━。

 折角の「山下洋輔流ベートーヴェン」なのに、総じてなんとなく遠慮っぽかったような雰囲気で・・・・まさか、ベートーヴェンあるいはクラシック・ファンに気を遣っていたわけでもあるまいに。
 これは東京芸術劇場の「生誕250年記念 ミーツ・ベートーヴェン・シリーズ」のVol,4として行われた演奏会。

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