2021-06

2020・6・22(月)東京フィル、公開定期演奏会を再開

      東京オペラシティ コンサートホール  7時~8時

 東京フィルハーモニー交響楽団が、聴衆を入れての定期演奏会を再開。
 昨日オーチャードホールでその初日をやっているので、今夜は第2日となる。因みに第3日は24日にサントリーホールで行われる予定。

 客は、入り口でアルコールによる手の消毒とサーモによる体温測定。机上からプログラム冊子を自分で手に取る。ホール内ではマスク着用と、左右を1席ずつ空けて着席することを、前以て新規の座席指定チケット(ハガキ)により案内されている。
 このハガキのもぎりは無く、客は非常の場合のための連絡用として氏名と電話番号をそれに書き込み、帰りがけに受付の箱に入れておくという仕組みだ。

 クロークとバー・カウンターは閉じられているので少々寂しいが、まあ大勢に影響はないだろう。
 このような感染防止策を講じた上での公開の演奏会。客席の入りは、最初から欠席の定期会員もいるとのことであり、また当日売りも出ていないだろうから、ざっと見たところでは、まず300~400人というところか。

 事務局スタッフも、全員マスク等の重装備。
 一方オーケストラの楽員たちは、マスクを着用せずの通常スタイル。弦12型の編成と聞いたが、とにかくフル編成による配置で、久しぶりに聴く本格的なオーケストラ・サウンドだ。今回はレジデント・コンダクターの渡邊一正の指揮で、ロッシーニの「セビリャの理髪師」序曲とドヴォルジャークの「新世界交響曲」が演奏された。
 ほぼ3か月に及ぶ活動休止のためにアンサンブルも音色も硬質で粗くなっていたのは、オーケストラの宿命として致し方ない。こういう傾向は9年前の東日本大震災後の一時期、各オーケストラに聞かれたものだ。今回もいずれ立ち直るだろう。

 多くの聴衆が同じ会場でナマ演奏に触れた快感を共有して拍手を贈り、楽員が力いっぱい演奏して聴衆から拍手を享けるという、この素晴らしい自然な交流の儀式が再び甦ったことの幸福感を、たとえ暫くの間だけでも、忘れたくないものである。

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

























Since
September 13, 2007

これまでの来訪者数

ブログ内検索

最近の記事

Category

プロフィール

リンク

News   

雑誌 モーストリー・クラシック に連載中
「東条碩夫の音楽巡礼記」