2019-08

12・18(木)ベルトラン・ド・ビリー指揮ウィーン放送交響楽団リハーサル

   アン・デア・ウィーン劇場 午前10時

 雨のウィーン、寒く冷え込む。ケルントナー通りは人出が相変わらず多いが、クリスマスの飾り付けはむしろリング大通りの方が華やか。

 ウィーン在住で、スロヴェニア国立マリボル歌劇場で「蝶々夫人」を歌っている豊嶋起久子さん、およびウィーン放送響でヴァイオリンを弾いている堀口志織さんの手引きで、リハーサル会場に潜り込んだ。
 リハーサルは、何とピットの中で行われた。これは、舞台が丁度今上演されている「インテルメッツォ」のセットで埋まっているためのようである。オケ・ピットで演奏される「運命」はあまり迫力がないが、「合唱幻想曲」のカラオケ(?)をナマで聴けたのは貴重な体験。

 このリハーサルは、12月22日にここアン・デア・ウィーン劇場で行われる演奏会のためのもの。これは200年前の同じ日に行われたあのベートーヴェンの歴史的な演奏会のプログラムを、そっくりそのまま再現する大イベントだという。
 つまり「田園」(初演時は「第5番」)に始まり、アリア「ああ、不実なる人よ」作品65、「ミサ」作品86から「グローリア」、ピアノ協奏曲第4番、「運命」(同「第6番」)、再び「ミサ」作品86から「サンクトゥス」、最後に「合唱幻想曲」という、想像を絶する長いコンサートになるはず。協演にはアルノルト・シェーンベルク合唱団、ボリス・ベレゾフスキー、アネッテ・ダッシュの名がクレジットされていた。

 「運命」「田園」「合唱幻想曲」がいっぺんに世界初演されたあの輝かしい夜のことを、200年後の聴衆はどう受け止めるか。こちらはベルリンに移動してしまうため、聴けなくて――というより「体験」できなくて残念。

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