2020-04

2019・11・23(土)エリアフ・インバル指揮東京都交響楽団

     サントリーホール  2時

 これは定期ではなく、「プロムナードコンサート」。ショスタコーヴィチの「祝典序曲」、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」(ソリストはサスキア・ジョルジーニ)、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」および「1812年」。
 コンサートマスターは四方恭子。

 前2回の演奏会が硬派のプログラムだったのに対し、こちらは昔で言う「ポップス・コンサート」的な選曲だが、しかし指揮するのがインバルとなれば、シリアスな、手抜きの一切ない、がっちりとまとめられた演奏になる。
 特に堂々たる風格で聳え立っていたのは、「ロメオとジュリエット」だった。

 そして更に舌を巻いたのが、「1812年」の中で、「ラ・マルセイエーズ」を轟かせつつフランス軍が遠ざかり、音楽がロシア民謡に変わる(これは2個所ある)ところの各2小節の移行部分━━ホルンと木管群が順に音を重ねつつ転調して行く個所における、目くるめくような音色の変化の妙であった。この計4小節における都響の木管は、ずば抜けて素晴らしかった。

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