2020-04

2019・6・26(木)ニュウニュウ(牛牛)ピアノ・リサイタル

      浜離宮朝日ホール  7時

 本名は張勝量、1997年の中国生まれ。幼い頃から話題を集めていた少年だった。もう22歳になったのか。柔らかくて美しい音色の持主だ。

 この日のリサイタルは、第1部にメンデルスゾーンの「ロンド・カプリチオーソ」、ショパンの「即興曲」から第2番と第3番、および「葬送行進曲付きソナタ」。第2部にショパンの「舟歌」、リストの「ウィーンの夜会」、シューベルトの「即興曲集作品90」から第2,3,4番、最後にショパンの「スケルツォ第3番」。
 一風変わった曲目配列に感じられるが、実際に聴いてみると、曲の続き具合などの点である程度納得の行くプログラムではある。

 良し悪しは別として興味深い解釈だったのは、これらの中でショパンの作品群のみがかなり強い性格表出を以ってドラマティックに弾かれ、その一方、その他の作曲家たちの作品がどれも同じような表情を以って演奏されていたことだろう。
 それは意図的なことだったのかもしれないが、しかし、例えばシューベルトの即興曲集の演奏において、三部形式のそれぞれの部分、あるいは変奏曲の各部分の対比がほとんど明確に描かれていなかったことには疑問も残る。このあたりは、ニュウニュウにとっての今後の課題ではなかろうか。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

























Since
September 13, 2007

これまでの来訪者数

最近の記事

お知らせ

●2007年7月以前のArchivesを順次、アップロード中です。併せてご覧下さい。
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2006年7月

Category

ブログ内検索

プロフィール

リンク

News   

雑誌 モーストリー・クラシック に連載中
「東条碩夫の音楽巡礼記」