2021-06

2019・4・27(土) びわ湖クラシック音楽祭(4) 葵トリオ

     中ホール  午後1時05分~1時55分

 こちらは2018年のミュンヘン国際コンクールに優勝して話題を集めている日本の三重奏団。東京藝大出身で、ピアノの秋元孝介、ヴァイオリンの小川響子、チェロの伊東裕━━3人の名前の頭文字を取り、かつ「大望、豊かな実り」という花言葉を持つ「葵」を団体名とした由。

 今日はベートーヴェンの「三重奏曲第5番ニ長調《幽霊》」と、マルティヌーの「三重奏曲第3番ハ長調」、アンコールにハイドンの「三重奏曲第27番ハ長調」の第3楽章を取り上げたが、いやその演奏の歯切れのいいこと。純度の高い、曖昧さの全くない、活気と緊迫感のある、強い推進力を持った音楽の表現が素晴らしい。アンサンブルも完璧だが、綺麗にまとめるということでなく、明快な自己主張を感じさせるところも魅力だ。

 聴きながら私は、かつて桐朋の若手たちによる「桐五重奏団」が登場した時の演奏を何となく思い出していた。が、葵トリオの演奏は、更に「華」を感じさせるだろう。マルティヌーとハイドンが終った時には、客席は沸きに沸いていた。

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