2019-04

2019・3・11(月)METライブビューイング 「カルメン」

    東劇  7時

 2月2日にメトロポリタン・オペラで上演されたビゼーの「カルメン」のライヴ映像。
 リチャード・エアの演出で、今回の主な出演は、カルメンがクレモンティーヌ・マルゲーヌ、ドン・ホセがロベルト・アラーニャ、エスカミーリョがアレクサンダー・ヴィノグラドフ、ミカエラがアレクサンドラ・クルジャック。指揮がルイ・ラングレ。ギロー版に由る上演である。

 これはもう、METではかなり前から上演されているプロダクションだ。私も2013年2月16日にMETで観て、2014年12月16日にはライブビューイングで観た。
 最初に観た時には、歌手陣も指揮者も全く冴えないルーティン的な出来で、METとしては愚作の部類ではないか、とまで思ったりしたものだが、その後ロベルト・アラーニャとエリーナ・ガランチャ、バルバラ・フリットリらが歌った2010年上演のDVD(グラモフォン UCBG1288~9)を観て、認識を全面的に改めた次第であった。

 今回の題名役マルゲーヌはフランスの人で━━既に一昨年同役でMETデビューしている━━少しおっとりした雰囲気だが、まあ悪くはない。アラーニャは、そのDVDでのホセと比較すると演技があまり細かくなく、声質もかなり変わって来たなという感もするが、やはり立派なものだろう。彼の現在の夫人クルジャックがミカエラを歌っており、これがなかなか愛らしくて好ましい。

 演奏時間は正味2時間45分程度で、休憩は1回(第2幕のあとのみ)だが、出演者インタビュー(これは毎回面白い)や次回作紹介とそのインタビュー(これはどうも長すぎる)が織り込まれているので、上映時間は3時間30分におよび、終映は10時半となった。そういうわけだから、やはりマチネー上映の回の方が客席は埋まるようである。

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