2021-06

2018・11・27(火)ズービン・メータ指揮バイエルン放送交響楽団

      サントリーホール  7時

 今日が今回の日本ツアー最終公演。エフゲニー・キーシンをソリストにしたリストの「ピアノ協奏曲第1番」と、ストラヴィンスキーの「春の祭典」というプログラムだった。

 曲目の演奏時間が短かく、公演の時間を埋めるという理由がたとえあったにしても、コンチェルトのゲスト・ソリストであるキーシンが、指揮者とオーケストラをステージに待たせたままソロ・アンコールを3曲も弾き続けたのには、いささか興醒めした。

 だがそのコンチェルトのオーケストラ・パートといい、「春の祭典」といい、最後のアンコールで演奏したチャイコフスキーの「白鳥の湖」からの「ワルツ」といい、バイエルン放送交響楽団の堂々たる風格に満ちた重厚な演奏は、見事というほかはない。
 そして、椅子に座ったまま最小限の身振りでこの大交響楽団を制御するメータの気魄もまた、壮烈を極めていた。ヤンソンスが来られなかったのは確かに残念ではあったが、一時は再起も危ぶまれるという情報まで流れたメータが、このように復活して力強い指揮を披露してくれたことは、嬉しいことである。
 バイエルン放送響の今回の日本公演、2つの演奏会を聴いたが、悉く感動的であった。

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