2021-06

2018・11・21(水)ミヒャエル・ザンデルリンク指揮東京都交響楽団

     東京文化会館大ホール  7時

 「北とぴあ」のある王子駅から京浜東北線に乗り、上野までは15分程度か。こういうハシゴ取材の時には、いずれのホールも駅近接の位置というのが有難い。
 こちらは都響の定期演奏会Aシリーズ。ミヒャエル・ザンデルリンクの客演で、クルト・ワイルの「交響曲第2番」、プロコフィエフの「ピアノ協奏曲第1番」(ソロは河村尚子)、ショスタコーヴィチの「交響曲第6番」が演奏された。コンサートマスターは山本友重。

 渋いプログラムだが、それでも客席はあらかた埋まっている。都響は客をしっかりつかんでいるな、と、ロビーで誰かが言った。年間のプログラムのコンセプトが解り易く、演奏がしっかりしているオーケストラには、客はちゃんと来るものである。
 今日の演奏では、ワイルのシンフォニーが、引き締まった構築の裡に主題と和声の変化の過程が明確に浮き彫りにされていて、私は最も気に入った。この曲、このように演奏されると、あの「七つの大罪」にも盛り込まれているワイル独特の一種の頽廃的なニュアンスの音楽が、非常にシリアスに表情を変えた容で出て来るのが解って面白い。

 プロコフィエフの「1番」では、ザンデルリンクはかなり猛烈な勢いを持った演奏だったが、河村尚子も闊達に対抗し、時にオケとの呼吸が合わぬところが無くなかったものの、聴き応えは充分。
 ショスタコーヴィチの「6番」では前半のたっぷりしたテンポで逍遥する個所での低弦の響きが力強く美しく、都響の好調さの一端を窺わせていたと言えよう。

コメント

河村尚子のベートーベン紀行2

11/25日兵庫芸文大ホールでベートーベンのピアノソナタ18番、21番ワルトシュタイン、21番テレーズ、23番熱情を聞いてきました。私の愛好曲の一曲18番op31-3最初に持ってきたのです。
小柄な体から出てくる音はダイナミックで、メリハリがすごい。全体にテンポは早めで小気味よい、後の曲も同様に見事なものでした。。(11/21日プロコフィエフのコンチェルトを弾いていのだ:、)アンコールはテレーズとの関連を話しながらエリーゼのためにでした。(満席)
来年4/28日、29番ハンマークラヴィア他。11/3日、30.31.32番どちらも小ホールでより良いだろうがもう満席。若い彼女の現在の後期のソナタも興味津々なのだが。

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