2020-05

2007・6・19(火)ラファウ・ブレハッチ・ピアノ・リサイタル

    東京オペラシティコンサートホール  7時

 バッハの「イタリア協奏曲」と、リストの「演奏会用練習曲」3曲、ドビュッシーの「版画」、と配列された前半のプログラムでは、ある程度端正な様式が保たれており、キラキラ光る音色が随所に散りばめられた演奏が実に瑞々しく、彼の成長を感じさせた。

 後半はショパンだが、「舟歌」は激しく叩きつけられるような演奏で、まるでコンクリートの護岸をガラガラと走るかのようなイメージを得てしまった。そのあとの作品62の2曲の夜想曲と「前奏曲集」13~24番も概ね元気一杯というか、既存のイメージに敢えて叛旗を翻して荒っぽい口調で話してみせるショパンといった印象。
 現代ポーランドの若い演奏家は、巨人ショパンの存在をこのように描きたくなるのだろうか。まあ、理解できるような気もするが。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

























Since
September 13, 2007

これまでの来訪者数

ブログ内検索

お知らせ

●2007年8月以前のArchivesを順次、アップロード中です。併せてご覧下さい。
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2006年8月
2006年7月
2006年4月
2006年3月
2005年12月
2005年8月
2005年4月
2005年3月
2004年4月

最近の記事

Category

プロフィール

リンク

News   

雑誌 モーストリー・クラシック に連載中
「東条碩夫の音楽巡礼記」