2019-05

2018・8・26(日)愛知祝祭管弦楽団「ジークフリート」リハーサル

    パティオ池鯉鮒(知立市文化会館) 午前9時30分~午後4時30分

 愛知県の知立(ちりゅう)駅は、名鉄の特急で名古屋から約20分、豊橋から約30分。知立は、地元では「りゅう」にアクセントを置いて発音する。昔は知利布、知立、智立、江戸時代には池鯉鮒と表記された由。
 「パティオ池鯉鮒」は、その旧き佳き名を再現したものだという。知立駅からはタクシーで普通なら10分足らずの距離にあるが、名鉄の踏切が「開かずの踏切」同様で、これに5分以上の待ち時間がかかる。建物は、最大1000席ほどの「かきつばたホール」と、最大290席ほどの「花しょうぶホール」、その他教育施設などをも擁するというなかなかの規模だ。

 アマチュア・オーケストラの「愛知祝祭管弦楽団」が、三澤洋史指揮、佐藤美晴演出によりセミ・ステージ形式で繰り広げている「ニーベルングの指環」4部作ツィクルスについては、2016年9月11日の項と、2017年6月11日の項でも詳しく書いた。
 今年は来週━━9月2日に「ジークフリート」を上演することになっている。今日はそのリハーサルを覗く。

 一昨年の「ラインの黄金」の時には、1週間前のリハーサルを聴き、アマオケのことだから、本番になれば「火事場の何とか」でちゃんとなるだろう、と思ったものだ(事実、予想をはるかに上回る見事な出来を示した)が、今回の「ジークフリート」は、やはり団員たちが場数を踏んで来たせいか、同じ1週間前の段階なのに、驚くほどオーケストラの仕上がりが早い。正直言って、ここまで見事に出来上がっているとは予想していなかった。
 ━━こうしてアマチュア音楽家たちが、1年間、練習に練習を積んで大作の上演に取り組んでいる。全く、その努力と熱意には頭が下がる。

 今回は、何と「児童合唱団」が加わっていた。「ジークフリート」に児童合唱団? まさか、二―ベルハイムのシーンの回想でも?と驚いたが、リハが進むに従い、なるほどこういう形でやるのか、と納得。

 というわけで、9月2日の本番は期待充分だが、唯一心配なのは━━例年会場として使っている愛知県立芸術劇場コンサートホールが、今年は改修中で使えないので、代わりに御園座という歌舞伎・演劇・ミュージカルなどを上演する劇場(約1600席)を使用するということ。アコースティックの面でどうかなと思うのだが、しかし佐藤悦雄団長の話によれば、クラシック・ファンにとっては会場が物珍しいということもあるのか、既に完売なのだそうである。

 夜6時からは、知立駅により近いリリオ・コンサートホールの会議室で開かれた、愛知祝祭管弦楽団と日本ワーグナー協会名古屋支部の主催による、マエストロ三澤洋史の講演会を見学。8時24分の名鉄特急に乗り、9時には豊橋に着く。駅構内にある「ホテルアソシア豊橋」に一泊。

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