2018-12

2018・5・3(木)ラ・フォル・ジュルネ(2) 「ILLUMINATIONS」

     東京芸術劇場 シアターウェスト  8時45分

 時間を置いて、ちょっと珍しいコンサートを聴きに行く。

 クラリネット奏者YOMと、弦楽四重奏団「Quatuor ⅠⅩⅠ」が協演して、YOMの「イリュミナシオン」という曲を演奏。これは45分にわたる長大な曲で、彼のプレトークによれば、東欧系ユダヤの音楽(クレズマー)の手法を基本とし、星の間を縫って進む煌めく光がイメージされているとのこと。おそらくそれには、故郷を失って彷徨うユダヤ人の誇りといったものも秘められているのだろう。
 今回の演奏は、弦楽四重奏団のメンバー(ヴィオラ)が編曲した版に由るという。すこぶる激しい音楽である。

 シアターウェストは演劇上演用だが、とにかく劇場であることには違いなく、国際フォーラムの会議室で聴くよりは遥かにコンサートらしい雰囲気がある━━ただし今日のような粗悪なPAさえ使用されていなければ、である。客席最後部に置かれた調整卓には外国人が座っていたが、もし彼がこのクラリネットと弦楽四重奏団のグループのスタッフであるなら、この音楽を随分酷く貶めていることになるだろう。

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