2019-10

2018・3・20(火)エリアフ・インバル指揮東京都交響楽団

      東京文化会館大ホール  7時

 桂冠指揮者エリアフ・インバルが指揮。久しぶりに懐かしい人が帰って来たという感がする。プログラムはショスタコーヴィチの「交響曲第7番《レニングラード》」のみだが、客席は文字通り埋め尽くされ、演奏が終った時には、これまた久しぶりに上階席から一斉にブラヴォーの声が湧き起こったのであった。

 とにかく、凄まじい演奏だった。全曲にわたり快速なテンポが維持され、嵐のように激しく音楽が展開し、嵐のように轟々と結ばれて行く。
 インバルが指揮すると、都響はやはり引き締まる。演奏の密度も目覚ましく上昇する。ピリリとした緊張感がステージに感じられ、それは当然演奏にも顕れ、私たち聴き手にも伝わって来る。

 第1楽章の「戦争の主題」など、あれだけ速いテンポを維持したまま、かつ全管弦楽のバランスを完璧に保ちつつ、ホールを揺るがせんばかりの大音量を極限まで推し進めて行くというのは驚異的だし、しかもこの間アンサンブルには少しの乱れも生じさせないという凄さだったのである。弦の奏者たちが、何かに取り憑かれたような表情で弾いていた光景が印象的であった。コンサートマスターは山本友重。

コメント

唸り声の指示も交えたインパル気合十分の指揮。快速テンポでプログラムの75分の予定演奏時間より数分短かった。都響定期の聴衆は待ってました、この演奏という風にブラボーが飛び交う、熱い演奏会でした。

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