2019-10

2018・3・16(金)TOKYO カンマー アカデミー コンサート

      TOKYO FM Hall  7時

 クラリネットの近藤良、チェロの茂木新緑、ピアノの白澤暁子のトリオを聴きに行く。これは近藤良が昨年立ち上げた「一般社団法人 東京カンマー アカデミー」のお披露目演奏会である由。

 近藤氏は、現在FM鹿嶋の社長さん(エフエムかしま市民放送株式会社代表取締役社長)を務めているが、「放送局の社長がクラリネットを吹く」のではなくて、「クラリネット奏者が放送局の社長になった」と謂う方が正しい。デトモルト音大のクラウス教授やアマデウス弦楽四重奏団に師事し、室内楽を中心に活動しているベテランだ。
 白澤さんも東京芸大からシュトゥットガルト音大に学んだ室内楽の名手だし、茂木新緑さんは元N響の奏者。

 とにかくこのトリオの演奏には、歴戦の名手の味とでもいうべきか、たとえ気鋭の若手であろうと新進の演奏家には出せない独特の温かさというものがあふれているのには感心させられた。
 今日のプログラムは、フェルディナント・リースの「変ロ長調作品28」、ツェムリンスキーの「ニ短調作品3」、ブラームスの「イ短調作品114」━━という3つの「三重奏曲」。
 随分渋くて、重厚で、長大な、気負った選曲だが、こういう生真面目な独墺系の作品集で勝負に出るところが、如何にもこういう経歴を持つ人たちの演奏会らしくて、これも面白かった。

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