2020-04

9・16(火)リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィル

  サントリーホール

 恒例の「ウィーン・フィルハーモニー・ウィーク・イン・ジャパン」、8回公演のうちの今日は3日目。
 ハイドンの「交響曲第67番」とブルックナーの「交響曲第2番」を組み合わせたオーソドックスなプログラムだ。

 コンサートマスターはおなじみライナー・キュッヒル。その他のメンバーには若い顔がいつもより多く見えるような気もするが、しかし、特に弦楽器群など、やはりウィーン・フィルでなければ出せない音色であろう。
 その点でも、前半のハイドンは絶品であった。弦のコル・レーニョをシンフォニーで初めて使ったのはベルリオーズではなかった――ということなど、こういう良い演奏によってもっと広く知られたりするといい。ヴァイオリンが対向配置であれば、この第2楽章など、もっと響きの面白さが堪能できたのではないかと思うが――。

 ブルックナーの「2番」も、ムーティらしくカンタービレが効いて、美しい。今回はノーヴァク版を基本に、省略(可能)個所指定にも従う一方で、第2楽章をアンダンテでなくアダージョで演奏したほか、いくつかハース版とも共通する演奏の個所が聴かれたように思うのだが、録音でもあればもう一度調べてみたいところだ。
 この日の1番ホルンはことのほか調子が悪かったようだが、人間だから仕方がないだろう。それより、アンコールで演奏されたマルトゥッチの「ノクターン」での木管のハーモニーは、さすがにすばらしかった。
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コメント

ウィーンフィルって最高!

長野までムーティに会いに行ってきました。
ウィーンの香りに酔いしれてきました。これでムーティは2回目。最初は40歳の時でした。確かフィラデルフィア管弦楽団率いて、竹を割っていくような勢いのあるすばらしい演奏会でした。
あれから26年。
円熟期というのでしょうか・・・・安定感があって相変わらず力強
く、美しい演奏会でした。最後にムーティ一人、会場に出てきて、手を振ってくださり、感銘してしまいました。
長野まで行って良かった。本当に良かったです。

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