2019-10

2018・3・6(火)N響の「ウェストサイド・ストーリー」演奏会形式上演

      Bunkamuraオーチャードホール  3時

 レナード・バーンスタイン生誕100年記念として、パーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団が「ウェストサイド・ストーリー」を演奏会形式で上演した。「シンフォニー・コンサート版」とクレジットされている。

 主な出演者は、ジュリア・ブロック(マリア)、ライアン・シルヴァーマン(トニー)、アマンダ・リン・ボトムス(アニタ)、ティモシー・マクデヴィット(リフ)、ケリー・マークグラフ(ベルナルド)。脇役として竹下みず穂、菊地美奈、田村由貴絵らも華を添え、ジェッツ団とシャークス団には東京オペラシンガーズが、「ガールズ」には新国立劇場合唱団が出演した。

 「ウェストサイド・ストーリー」を演奏会形式で、しかもセリフを最小限として音楽中心で上演するというのは、かなり難しい業だろうと思う。今回の上演でも、音楽の演奏は充分に愉しめるのだが、ミュージカルの原作のストーリー(映画とは少し異なる)を詳しく知っていればともかく、プログラム冊子の解説を読んだだけでは、それがどのようなシチュエーションで歌われ演奏されているのか、しかと判りにくい個所がある。字幕のスクリーンでいいから、簡単に場面説明でも入れておいたら、更に多くのファンが愉しめたのではないか。

 パーヴォ・ヤルヴィが指揮するN響の演奏は、冒頭は何となくリズムが甘く重く、メリハリに欠ける向きもあったが、これはこのホールの残響の所為だったかもしれない。とにかくN響は、上手い。米国のオケのようなスウィングに不足するのはやむを得ないが、熱気は充分で、「アメリカ」や「ランブル」など見事に盛り上がっていた。

 主役ソロ陣はPAを使用しているが、特にトニー役とマリア役の歌手は雰囲気がある。日本人男声の脇役も━━妙に「不良少年」っぽく見せるジェスチュアが何ともクサかったけれども━━英語の歌唱で頑張った。この合唱は、ほぼPAなしか?「アメリカ」では、ガールズのコーラスがほとんど聞こえなかったが・・・・。
 上演時間は、休憩30分を含み約2時間5分で、5時10分には終った。続いて新宿はオペラシティに移動。

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