2019-07

2017・11・30(木)ロン・ユー指揮チャイナ・フィルハーモニー管弦楽団

      サントリーホール  7時

 2000年に創立、北京に本拠を置くチャイナ・フィルが、芸術監督・首席指揮者ロン・ユー(ユー・ロン 余隆)とともに来日。このオケは過去にも来日しているらしいが、聴いたかどうか、確たる記憶がない。

 今日は、R・シュトラウスの「4つの最後の歌」からの「夕映えに」(Zouによる弦楽合奏編曲版)という意表を衝いた選曲でプログラムを開始した。
 弦の良さには定評がある、という記事を読んだことがある。多分その特徴を誇示するのが目的だったかもしれない。多少硬質な響きではあったが、強靭な力を秘めているようにも感じられる。とはいえ、音色に潤いや色彩感が薄いのは、やはりアジアのオーケストラの共通の個性か。 

 2曲目には若い少女ヴァイオリニスト、パロマ・ソーをソリストに、サン=サーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番」が演奏された。すでにベルリン響やロンドン響との協演も経験している彼女、ちょっと線が細い傾向もあるけれども、こちらの方が音色も表情も瑞々しい。

 オケの本領は、第2部のショスタコーヴィチの「第5交響曲」でいっそう明らかになっただろうが、残念ながら所用のため、これは聴けずに失礼した。
 ロン・ユーという指揮者も最近注目されている人で、もっといろいろ聴いてみたい気がする。さしあたり今年12月下旬には東京フィルの「第9」を指揮するはずである。

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