2019-08

2017・11・6(月)カティア・ブニアティシヴィリ・ピアノ・リサイタル

      サントリーホール  7時

 ジョージア(旧称グルジア)の、未だ30歳ぐらいの若い美女ピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリのリサイタル。ホールの使用客席はほぼ埋まり、熱心な歓声が飛ぶ。大変な人気である。

 プログラムは、ベートーヴェンの「熱情ソナタ」に始まり、リストの「ドン・ジョヴァンニの回想」に続き、休憩を挟んでチャイコフスキー~プレトニョフ編の「くるみ割り人形」組曲、ショパンの「バラード第4番」、リストの「スペイン狂詩曲」、リスト~ホロヴィッツ編の「ハンガリー狂詩曲第2番」が演奏された。
 これは一部が変更されたあとのプログラムだが、なかなか良い流れで、それなりに筋が通っているとも言える。

 素晴らしく指のよく回る人だ。それゆえにリストの作品における鮮やかさは見事なもので、いや、「熱情ソナタ」の終楽章だってそういう意味では鮮やかだったが、半面、遅いテンポで叙情的に歌うべき個所では緊迫度が下がってしまい、不思議なほど音の流れにスムースさが失われてしまうあたりが、未だこれからということだろうか。
 アンコールにはドビュッシーの「月の光」など4曲を演奏したが(サントリーホールはアンコール曲の曲名を同ホールのサイトに掲載してくれているから有難い)、それらにおいてもやはり同じような特徴が聴かれた。

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