2021-06

2017・9・1(金)サントリーホール・リニューアル記念オープニング

     サントリーホール  6時

 午後に野暮用が飛び込み、当初予定していた松竹ブロードウェイシネマの「ホリデイ・イン」のマスコミ試写会(松竹本社)に行けなかったのは痛恨の一事だが、夜のサントリーホールのリニューアル記念の演奏会には、どうやら間に合った。

 半年に及んだリニューアル工事を終えて開館したサントリーホール。
 客席の椅子の補修とクッション等の張り替え、舞台床面の全面張り替え、オルガンのオーバーホール、客席と舞台の照明の一部LED化、曰く何、曰く何・・・・確かに照明は一段と輝きを増したようだ。
 アコースティックもかなり変わったのではないかと思われるが、これは追々判るだろう。

 そして、われわれのような年代にとって有難いのは、トイレが増設拡大されたことだ。
 1階では、上手側通路の外側(今までは建物の外だった場所)に男女トイレが増設された。また2階では、男子トイレが、今まであった場所から移動されて舞台寄り側に新設され、出入り口は少し狭いけれども、中は少し便利になったか。女子トイレについても広くなったとか何とか言われているが、そちらは知らない。
 とにかく、そういうリニューアルの結果を受け、今日はオープニングの演奏会が華やかな雰囲気のうちに行なわれた、というわけである。

 コンサートは2部に分かれ、前半ではオルガン(kitaraのオルガニスト、ダヴィデ・マリアーノ)と金管アンサンブル(TKWO祝祭アンサンブル、非常に上手い)により、ガブリエリのカンツォーナをはじめ、バッハ、ヴィドール、デュリュフレ、J・シュトラウスの作品が演奏された。
 そして後半では、ジュゼッペ・サッバティーニ指揮の東京交響楽団と東京混声合唱団及びサントリーホールオペラ・アカデミーの合唱、吉田珠代、ソニア・プリーナ、ジョン・健・ヌッツォ、ルベン・アモレッティらの演奏により、ロッシーニの「ミサ・ソレムニス」が演奏された。

 なお「ミサ・ソレムニス」は、ロッシーニ自ら管弦楽に編曲した版の、ダヴィデ・ダオルミ校訂版(2013年出版)による演奏で、この版はこれが日本初演の由。
 そういえば、その2013年1月にエッティンガーと東京フィルが演奏したのは、シピオーニ校訂版(1996年)だった。いずれも、1994年にネヴィル・マリナーが録音したフィリップス盤での演奏とは、かなり違う。

 サッバティーニの指揮のせいか、特に前半の「キリエ」から「グローリア」にかけては、何とも緊張感のない演奏でやきもきさせられたが、後半はそれなりに盛り返した。特に合唱の見事さを特筆しておきたい。

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