2017-10

2016・10・21(金)フライブルク・バロック・オーケストラ

      トッパンホール  7時

 来日したフライブルク・バロック・オーケストラ。4年前にバッハの「管弦楽組曲全集」を持って来た時には20人以上の編成だったが、今回は弦14、チェンバロ1の15人編成。

 ヴィヴァルディのオペラ「オリュンピアス」序曲で始まり、バッハの「ヴァイオリン協奏曲第2番」、ヘンデルの「合奏協奏曲作品6の11」と続き、休憩後はヴィヴァルディのシンフォニア「聖なる墓にて」、バッハの「3つのヴァイオリンのための協奏曲」、コレッリの「合奏協奏曲作品6の1」と並ぶ。アンコールはヘンデルの「合奏協奏曲作品6の10」から2曲。

 2人の芸術監督━━ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツとペトラ・ミュレヤンスのソロも活躍して、闊達で素晴らしい演奏を繰り広げた。選曲も良く、それぞれの作曲家の個性が一目瞭然という作品ばかりであり、その聞き比べもまた実に愉しい。ヴィヴァルディの作品だけはちょっと渋く、せめて「調和の幻想」━━私はどうも、昔使われていたこの題名が好きなのだが━━のどれかでも聴きたいところだったけれども、それは24日のプログラムにしか入っていない由。

 連日、濃厚な音楽ばかりに浸っている中に、こういったジャンルの音楽を聴くと、清涼剤のような爽やかな、快い感覚に浸ることができる。
 もっとも、フライブルク・バロック・オーケストラの演奏は、切り込むような鋭さを持っているので、必ずしも昔の名門バロック合奏団の演奏のように、寛いで聴けるという類のものではない。だが、快活な曲想の楽章でリズミカルに身体を上下に揺らしながら楽しそうに弾く彼らのステージは、音楽的にだけでなく、視覚的にも大いに楽しめるものであった。

コメント

10/25日兵庫芸文にて。2人のリーダー、ミュレヤンス女史は体を揺らせながらのソロ。曲間では楽員に念入りのチューイング。ゴルツ氏は殆んど体を動かさないスタイルで指揮者の役目。ソロ分だけトッテイが」減るがうまくバランスが取れている。バッハの3曲のvn協奏曲の荘重な合間にビバルデイの洒脱が生える。ベニスバロックオケもよかったがそれに負けない余韻が残ったコンサート。

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