2017-10

2016・9・8(木)東京二期会「トリスタンとイゾルデ」GP

     東京文化会館大ホール  2時

 今回もダブルキャストだが、私が観られる本番は17日。したがって10日&18日の組は都合で観られないので、せめてGPだけでもと出かけて行く。

 ブライアン・レジスター(トリスタン)、横山恵子(イゾルデ)、大沼徹(クルヴェナール)、加納悦子(ブランゲーネ)、清水那由太(マルケ王)らが歌う組だ。
 といってもGPだから、ある程度セーブして歌う人もいるし、アンダーに舞台横で歌わせる歌手もいる。

 今回のプロダクションは、ライプツィヒ歌劇場から持って来たウィリー・デッカ―演出のもの。モティーフは、トリスタンとイゾルデが彷徨う、無味乾燥な海、孤独でか細い無力な小舟、出口のない世界━━といったものだろうか。
 動きはあまりない演出だが、第2幕の幕切れでのショッキングな光景は、確かに第3幕での錯乱したトリスタンの最後の一言「光が聞こえるのかな? ああ、その光も消える!」への伏線になる新解釈として理解できるのではないかと思われる。

 ヘスス・ロペス=コボスが指揮する読響が、重量感のある、いい演奏をしていた。第2幕まで観て失礼する。あとは本番を楽しみに。

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