2017-03

2016・6・19(日)下野竜也指揮九州交響楽団

   響ホール  3時

 3日連続の文化庁・芸術文化振興基金の助成事後調査、その最終日。
 前夜は博多駅前の日航ホテル福岡に一泊。このところ、大都市のホテルは何処も彼処も宿泊費が高騰していて閉口だが、この「立派な」ホテルが偶然比較的廉いレートで取れたのは幸いだった━━とはいえ、和食の朝食が3千円というのはやはり豪勢に過ぎるので、近くのコンビニのサンドウィッチで安上がりに済ませる。

 さて今日は、九州交響楽団の「北九州定期演奏会」のシリーズ。プログラムは「《レオノーレ》序曲」が「《エグモント》序曲」に替わったのみで、「5番」も、下野による「運命」名解説も、主旨はすべて昨日と同じである。

 八幡市にあるこの響ホール(720席)では、10年以上前、「北九州国際音楽祭」に数年間連続して訪れていた頃に、室内楽や室内合奏団の演奏を何度か聴いたことがある。
 音の良いことでは定評のあるホールだが、フル・オーケストラ(弦編成は昨日に同じ)をも、驚くほどたっぷりとした音で鳴らすのには感心した。「エグモント」や「第5交響曲」の力感ある音楽をも量感豊かに響かせてくれる。下野=九響の演奏も昨日よりふくらみを以って響き、いっそうの壮大さを感じさせていた。

 八幡から小倉へ回り、新横浜まで新幹線で帰京。新幹線の所要時間は4時間25分だが、ホールから自宅まで━━いわゆるDoor to doorの所要時間としては、北九州空港―羽田空港経由の場合とそんなに大きく変わるわけではない。しかもその間、のんびり駅弁を味わったり、原稿を書いたり本を読んだり、眠ったりできるという利点がある。「飛行機なら早いのに」という人の意見ももっともだが、空港の傍に住んでいるわけじゃないのでね。

コメント

九州交響楽団、一度拝聴してみたいです。それにしても、コンビニのサンドウィッチのお話とか、Door to doorのお話とか、コンサート以外で意外にユーモラス!

各地を旅しておられる先生ですから、今回のようなコンサート以外の話もお聞かせいただけると、読者としても楽しい限りです。
裏話的なものもおもしろいですが、今回の旅にまつわる話も、同じ出張族として興味深く拝読しました。

お疲れさまです。私も年に数回、地方のコンサートにも足を運ぶので、今回のようにコンサート以外での行動が書かれているページは、とても興味深く、楽しく拝読させて頂いております。特に最後のくだりは笑ってしまいました(笑)。 私も鉄道で移動するのが好きなので専ら新幹線ですが、私は、ほとんど何もせず車窓からの眺めを楽しんでいます。

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