2017-08

2016・6・16(木) WAGNER 「」の会コンサート

       すみだトリフォニー小ホール  7時

 「わ」の会の「わ」とは、ワーグナーの「ワ」、「ニーベルングの指環」の「環」、メンバーの「和」・・・・未だ他にもありそうだが、とにかくワーグナーの作品を、わが国のワーグナー好きの歌手たちが小規模のコンサートの場で歌って行く、という趣旨である。私も一昨年のHAKUJU HALLでの第1回は聴いた。

 今年、第3回のプログラムは、「タンホイザー」第2幕の接続形式による抜粋と、「トリスタンとイゾルデ」第2幕全曲。出演は━━

 前者では片寄純也(タンホイザー)、大塚博章(ヘルマン)、大沼徹(ヴォルフラム)、友清崇(ビーテロルフ)、池田香織(エリーザベト)、他に4人の小姓役、巡礼たち(女声合唱8人、舞台裏)。
 後者では片寄純也(トリスタン)、池田香織(イゾルデ)、山下牧子(ブランゲーネ)、大塚博章(マルケ王)、大沼徹(メーロト)、友清崇(クルヴェナル)という歌手陣。
 これに操美穂子(ハープ)と木下志津子(ピアノ)が協演、城谷正博が指揮した。

 262席の小ホールで、装置も何もない舞台ではあるが、全員、大舞台さながらの大熱演である。特に池田香織のイゾルデは、清純な愛らしさを感じさせる歌唱と容姿で、9月の東京二期会の「トリスタン」公演での主役が楽しみになる。
 なお今日の出演者の中で、その「トリスタン」に、大沼徹と友清崇がいずれもクルヴェナルとして、また山下牧子がブランゲーネとして出ることになっている。期待できよう。

 それにしても━━オペラ歌手は、本当に声が大きい・・・・。こんな小さな会場に納まりきれる類のものではない。アンケート用紙の「改善した方が良いと思うことは」の欄に、マルをつけよと書かれたいくつかの項目があり、その中に「声が大きすぎる」という項目があったのには吹き出した。これはジョークか?

 たしかに最初から最後まで耳がビリビリ劈けそうだったのは事実だが・・・・しかし、オペラですからねえ。「トリスタンとイゾルデ」をソット・ヴォーチェで歌えと言っても無理でしょう。第4回はもう少し大きな会場でやるしかないのでは? 今日も満席だったし。

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