2020-07

2016・4・3(日)東京・春・音楽祭マラソン・コンサートⅤ

      東京文化会館小ホール  7時

 最終パートは「《変奏曲》の変容」と題されたプログラム。
 ワーグナー~ラインハルト編の「ハルモニウムとピアノのための二重奏曲《聖杯城への行進》」、サティの「ヴェクサシオン(嫌がらせ)」抜粋および「パッサカリア」、ブラームス~ケラー編の「4手のピアノのための《第4交響曲》第4楽章」、バッハ~ブゾーニ編の「シャコンヌ」。

 この回の演奏者は、ピアノが岡田将、加藤昌則、高田匡高、山田武彦。ポジティフ・オルガンが大木麻里だった。

 ブラームスの「4番」第4楽章のピアノ4手版など、よくまあこういう珍しいものを紹介してくれるものだと感心するし、ワーグナーの「パルジファル」の編曲も物珍しい(ただしポジティフ・オルガンの音が構造的に音楽の流麗さを欠くのは惜しい)。
 私などはこの回のプログラムが一番面白いと思っていたクチだが、やはり曲が渋いせいか、それとも日曜の夜というせいか、客の入りは第4部に比べるとだいぶ寂しくなる。しかし、最後は加藤昌則が「シャコンヌ」を堂々と聴かせ(大変失礼、弾いたのは高田匡高さんでした!)、聴衆は多くなかったけれども、拍手は長く続いた。
 それにしても、このブゾーニの編曲はやはり物凄く、聴き手を圧倒し巻き込む力を備えている。

コメント

ブゾーニは高田さんの間違いですね
本当に
お聞きになられたのでしょうか…

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