2017-10

2015・11・7(土)マリア・ジョアン・ピリス&アントニオ・メネセス

      すみだトリフォニーホール  7時

 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)とアントニオ・メネセス(チェロ)の美しい協演。
 ベートーヴェンの「ピアノとチェロのためのソナタ」の「第2番」と「第3番」が最初と最後に演奏され、その間にベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第32番」と、バッハの「無伴奏チェロ組曲第2番」が置かれるという、バランスのいいプログラム。

 円熟の名手2人の温かい音楽に心を満たされる。ピリスのきりりと引き締まった爽やかな表情の演奏に対し、メネセスは柔らかい音色で丸みのあるイメージの演奏を繰り広げる。この2種の音色がデュオを繰り広げると、聴く位置によっては、メネセスの音が抜けきらず、あまりよく聞き取り難いという状況になるようだ。だが完全にバランスが取れる位置で聴いた時には、まさに至高の瞬間となるのだった。

 あれこれ言うも意味ないほどの良いコンサートだったが━━2人の演奏には、このホールはどうも巨大すぎたのでは。

コメント

こんばんは。いつもありがとうございます。

全く同感です。至福の時間でした。

私は関西公演(兵庫県立芸術文化センター)で聴きましたが、これがもし、いずみホールのサイズのポールだったなら、どんなに素晴らしいだらうと思ってしまいました。

とは言え、フルオーケストラでもなかなか響かないこのホールを、たった二人で充分な響きで満たしきっていたのは、ただただ恐れ入るばかりです。


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