2019-05

6・14(土)飯森範親指揮東京交響楽団 名曲全集

  ミューザ川崎シンフォニーホール

 「名曲」と銘打ったコンサートにしては重量級。
 前半は、コンスタンチン・リフシッツをゲスト・ソリストに迎えたラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」。第2楽章のアダージョ・アッサイが絶品だったが、両端楽章ではオーケストラの方に少々融通の利かないところがある。

 後半にはマーラーの第6交響曲「悲劇的」。
 飯森と東響のマーラーはこれまでにもいくつか聴いてきたけれど、今日に限って陰翳の薄い、淡彩な演奏に聞こえたのは何故だろう?
 弦は14-12-10-10-8という編成だったが、それにもかかわらずヴァイオリン・セクションはよく鳴っていた。その音色には、時に昔のチェコ・フィルのそれにも似た、しっとりした雰囲気を感じさせるところがある。それもあって、アンダンテ楽章の演奏は美しい。

 国際マーラー協会の提言のせいで、最近はそのアンダンテ楽章を第2楽章とすることが多くなった。どうも違和感があるのだが、まあ、そのうち慣れるだろう。

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