2019-05

6・7(土)目白バ・ロック音楽祭 「トリスタンとイズー」

   聖母病院チャペル

 西武新宿線・下落合駅から北へ400米。目白駅からは1キロくらいだから、ここも「目白」エリアか。聖母病院の中に美しい教会がある。200人以上入るだろう。近々改築されるそうだが、落ち着いた好い雰囲気の会場だ。今日は満席の盛況。

 ここで演奏されたのは、「トリスタンとイズーの悲恋物語」であった。作者不詳「散文トリスタン」のウィーン写本(フランス語、音楽付)から14曲を選び、英国系の写本によるエスタンピー(歌なし器楽曲)4曲を加え、合計18曲。休憩時間を含め2時間10分の構成。
 出演はアントネッロ。濱田芳通(リーダー)、西山まりえ、石川かおりの3人が基本メンバーで、今日はゲストの矢野薫(プサルテリーとオルガネット)が加わった編成だ。
 
 ただし今日は西山まりえが「ワタシがリーダーです」とのこと。この演奏会のプロデューサーを担当、ゴシック・ハープを弾きながら14曲を一人で歌い(この人の声は独特の味がある)、オルガネットも演奏、さらにストーリーや人物関係を解りやすく説明する役まで受け持って、さながら「まりえショー」という趣きであった。
 この人の活動は、本当に幅広い。チェンバロの名手でもある。そのソロ・アルバムをすでに多数出していることでも知られているだろう。

 もともとアントネッロのメンバーは、各自がいろいろな楽器をこなすことでも有名だ。今日は濱田がリコーダーとコルネットとショームを、石川がフィーデルを担当していた。多芸多才な古楽アンサンブルである。
 楽しく、美しい演奏会であった。そして、大いに勉強させてもらった。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://concertdiary.blog118.fc2.com/tb.php/224-3eff05c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

























Since
September 13, 2007

これまでの来訪者数

最近の記事

お知らせ

●2007年7月以前のArchivesを順次、アップロード中です。併せてご覧下さい。
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2006年7月

Category

ブログ内検索

プロフィール

リンク

News   

雑誌 モーストリー・クラシック に連載中
「東条碩夫の音楽巡礼記」