2017-10

2015・7・24(金)デニス・ラッセル・デイヴィス指揮読売日本交響楽団

    東京オペラシティ コンサートホール  7時

 先日のオペラ「魔笛」での演奏が良かったので、コンサートをも聴きに行く。
 第1部にブラームスの「二重協奏曲」(ヴァイオリン=ダニエル・ゲーデ、チェロ=グスタフ・リヴィニウス)、第2部にホルストの「惑星」(合唱=長谷川久恵指揮東京少年少女合唱隊)というプログラム。

 とはいえこちらは麹町から新宿までの道路大渋滞にひっかかり、見事に遅刻、1曲目(ブラームス)は、第2楽章以降しか聴けなかった。ドアの外で聴いていた時には、なかなか引き締まった堂々たる演奏だなと感心していたのだが、いざホールの中で聴いてみると、案外大らかな演奏で━━第3楽章最後も意外にあっさりした終結。

 「惑星」は、弦14型に減らした編成ながら、読響の鳴りっぷりの良さゆえに、やはりこのホールには入りきらないだろう。しかし「火星」や「天王星」など、暑気を吹き飛ばすような轟音で、痛快だったのはたしかである。それに読響(コンサートマスター 長原幸太)の音色が華やかだったため、どんな大音響でも耳触りということが全くなかったのは祝着の極み。

 デニス・ラッセル・デイヴィスも、やや遅めのテンポで風格のある演奏をつくり出し、それは少し重々しかったものの、物々しい楽想の個所では力感たっぷりの構築を聴かせて成功していた。
 2階バルコン席の外から聞こえて来た「海王星」での合唱は、バランスもいい。最後に合唱が無限の彼方へ消えて行くように響かせたのも巧みな演出である(時にスパッと切って終りにしてしまう指揮者もいるので・・・・)。

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