2017-07

2015・6・18(木)フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」

     日生劇場  2時

 「ニッセイ名作シリーズ」の一つで、主催は日生劇場【ニッセイ文化振興財団】。青少年(中・高生)を対象とした無料鑑賞公演である。
 今日は女子生徒たちが1階席と2階席をいっぱいに元気よく埋め、若干のジャーナリストや招待客などの年寄たちがグランドサークルにひっそりと座る、という具合だ。

 今日のキャストは、小泉詠子(ヘンゼル)、鵜木絵里(グレーテル)、藤澤眞里(父親)、穴澤ゆう子(母親)、角田和弘(魔女)、鷲尾麻衣(眠りの精・露の精)。時任康文指揮のトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ、広崎うらん演出、二村周作の装置・・・・という顔ぶれである。

 青少年相手の公演ではあっても、音楽も舞台も、それなりにきちんとつくってあるところが好ましい。こどもたちを退屈させないために、ダンスを含む動きのある舞台を導入しているのも良いアイディアだろう。オーケストラは、やや平板でおとなしい演奏ではあったが、きっちりと音楽をこなしていた。

 歌手陣も良く歌っていたが、グレーテルの鵜木絵里は、あれほど無理にわざとらしく子供っぽい声を出して跳ねまわる必要もないと思われる。しかし一方、魔女役は男声歌手が受け持ち、マツコ・デラックス的なオネエ言葉の大男の魔女という可笑しさで、大いに受けていた。最後にお菓子から甦った子供たちを歌い演じたバビーコーラスグループが可愛く、しかも極めて上手い。
 ただし、全曲の最後、音楽が終結したあとに付加されたパントマイムは、画竜点睛を欠く、といった感。4時終演。

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