2017-10

2015・6・2(火)メゾソプラノ庄司祐美リサイタル2015

   北とぴあ つつじホール  7時

 初台から地下鉄を乗り継いで王子へ移動。開演には間に合わなかったが、途中から聴く。
 プログラムの前半にシューベルトの歌曲を9曲、後半にファリャの「7つのスペイン民謡」とラヴェルの「5つのギリシャ民謡」、最後にマスネの「ウェルテル」第3幕から2曲を歌うという重量級構成だ。

 このところ毎年定例的に開催されている彼女のリサイタルは、以前にも聴いたことがある。豊富な知識を駆使してプログラム冊子の膨大な解説から訳詞まで、すべてやってのけるというエネルギーの持主である。ピアノは川口成彦。

 シュトゥットガルト音大でも学んでいた庄司さんは、そのキャリアにふさわしく、ドイツ語の発音は流石のもの。その点では、シューベルトの作品での歌唱の方に長所が聴かれただろう。シューベルトの「若い尼僧」で、主人公の感情を不安よりも平安に━━外の嵐よりも内面の精神に重点をおいて解釈する手法には、なるほどと納得させられた。ただ、ファリャやラヴェルの作品も含め、その大きなヴィブラートには、少々疑問もあるが・・・・。

 最近はカスタネットに凝っているという話を仄聞していたので、アンコールでは「カルメン」か、フラメンコでもやってくれるかと秘かに期待していたのだが、これはアテがはずれた。

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