2017-10

2015・5・21(木)「ジューリオ・チェーザレ」GP

   新国立劇場中劇場  4時

 池袋から、新宿は初台に移動。
 23日と24日の本番を控えた東京二期会によるヘンデルのオペラ「ジューリオ・チェーザレ」(エジプトのジュリアス・シーザー)のゲネプロを観る。今日は23日の出演組で、杉山由紀(シーザー)、田崎美香(クレオパトラ)、今野絵理香(セスト)、池端歩(コルネリア)、福間章子(トロメーオ)、勝村大城(アキッラ)ほかの配役。鈴木秀美指揮ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ、二期会合唱団。演出は菅尾友。

 時間の都合で、第1幕(約75分)と、第2幕の最初までを観る。
 ネタバレになるといけないから、詳細は省く。舞台装置や衣装は特に現代的なものではないものの、回転舞台を活用し、舞台に変化を持たせている。登場人物たちは、実によく動く。通常のオペラ、バロック・オペラとは趣を異にし、小規模な演劇を観に行ったような印象を得るかもしれない。逆に言えば、バロック・オペラだからこそ、こういう手法が使えるのであろう。

 いずれにせよ、若手の演出家や歌手たちが、日本のオペラ界をひっかき回して既存の定型をぶち壊し、新しい道を模索することには、大いに声援を送りたい。なお、この上演を観るには、予めストーリーと、人物関係をよく頭に入れておいた方がよさそうだ。

 次は隣の東京オペラシティに移動。近いので、便利だ。

コメント

既存の権威であるオペラ団体の公演という枠組みの中で、「オペラ界を引っ掻き回しなさい、ぶち壊しなさい」と言っても、限界がある気がします。上の世代の大先生の目を気にせず若い人が存分に暴れられる場を、この国にもっと作る必要があるでしょう。日生劇場ではそれに近いことが出来ていると思いますが、本来は新国立劇場が、そのような場を作るべきでありましょう。

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