2017-10

2・13(金)ヘンデル:オード「アレグザンダーの饗宴」

     浜離宮朝日ホール  6時30分

 ヘンデル生誕330年にあたる今年━━「ヘンデル・フェスティバル・ジャパン」の第12回として演奏された大作「アレグザンダーの饗宴」。

 咳はまだ少し残るものの、これを逃したらもう多分ナマで聴く機会は二度とないだろうと思い、出かけて行く。
 期待は充分に満たされた。ヘンデルのオラトリオ・世俗合唱曲の壮大さと劇的な推進性の魅力、リズムの素晴らしさなどが、空間的な拡がりの裡に、存分に満喫できたコンサートであった。とかく同年生れの大バッハの陰に隠れて分の悪いヘンデルだけれど、いくら何でも、もう少し人気が出て然るべきではなかろうか? 

 今日は、演奏も満足すべきものだった。指揮の三澤寿喜と、川久保洋子をコンサートマスターとするキャノンズ・コンサート室内管弦楽団の引き締まった良さ、それに同合唱団の━━少し粗いところはあるけれど━━明快な力強さ。声楽ソリストは広瀬奈緒(ソプラノ)、辻裕久(テノール)、牧野正人(バス)で、特に広瀬の美しい声は聴衆を魅了した。

 なお、今回の演奏では、有名な変ロ長調のハープ・コンチェルトと、作品4の1のオルガン・コンチェルトが挿入され、また最後に「ハミルトンによる追加の合唱」も演奏された。これで、演奏時間は正味2時間と10分ほど、といったところ。

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