2017-09

1・26(月)METライブビューイング ロッシーニ:「セビリャの理髪師」

    東劇  7時

 バートレット・シャー(Bartlet Sher)━━日本語資料での表記はそうなっているが、案内役のデボラ・ヴォイトは「シェア」と発音していた。私も「シェア」の方がいいと思うのだが如何━━の演出によるプロダクションの再演。昨年11月22日の上演ライヴだ。何年か前の上演の際にも、ライブビューイングで上映されたように思う。

 今回の指揮はミケーレ・マリオッティ。配役は、フィガロがクリストファー・マルトマン、ロジーナがイザベル・レナード、アルマヴィーヴァ伯爵がローレンス・ブラウンリー、ドン・バルトロがマウリツィオ・ムラーロ、ドン・バジリオがパータ・ブルチュラーゼ、その他。

 何といっても、イザベル・レナードが可愛い。METの映像ではすでにケルビーノ(フィガロの結婚)やドラベッラ(コジ・ファン・トゥッテ)が紹介されているし、また2013年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本で、活発な子供(子供と魔法)と色気満々の時計屋の女房(スペインの時)とを見事に演じ分け━━別の歌手が演じているのかと思ったくらいだ━━わが国にもおなじみである。ロジーナとしての歌唱には未だそれほど強烈な個性は感じられないが、キャラクターの愛らしさは舞台映えする。

 ローレンス・ブラウンリーは、全曲幕切れの長大なアリアを素晴らしく歌った。ムラーロのバルトロも、なかなかの貫録だ。これらに対し、指揮のマリオッティが、何かおとなしい音楽づくりで、ロッシーニのユーモアとアイロニーを描き出すには物足りなかったのが残念である。
 とはいえ、ロッシーニの音楽の本来の良さと、シェアの流れのいい演出とで、まずは楽しめる「セビリャ」だろう。

 終映は10時15分頃。
 この東劇、座席にクッションが設置された。これはいい、と思ったが、訊けば期間限定の由。次の「マイスタージンガー」までは在るらしい。

コメント

エアウィーヴシート

大阪にもエアウィーヴシートのある映画館がひとつ「なんばパークス」にあります。(行ったことはありませんが)
多分、玉三郎さんがCMに出ているからではないかと思いますが
どこもシネマ歌舞伎の上映館のようです
歌舞伎やクラシックなどの長時間の場合はありがたいでしょうね
願わくば2時間以上のどの演目にも欲しい
余談ですが、その事を知った日
シネマ歌舞伎の「二人藤娘/日本振袖始」と芸文のPAC定演「復活」の梯子して
エアウィーブの無いシートで計4時間あまり背もたれに持たれることもなく
前のめりで力入り続けたので、翌日両腿の外側に今まで感じたことのない筋肉痛を経験したので、一層、その思いが強くなりました
^^;

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