4・26(土)デジレ・ランカトーレ ソプラノ・リサイタル
紀尾井ホール マチネー
最近日の出の勢いにあるパレルモ出身のソプラノ、デジレ・ランカトーレは、日本にも昨年「ルチア」や「ラクメ」の舞台でおなじみになった美女。
リサイタルは今回初めて聴く。ヴェルディ、ドニゼッティ、ロッシーニ、パイジェッロ、マスカーニ、ベルリーニらイタリア・オペラのアリア集で構成されたプログラムの冒頭は、なんとモーツァルトの「魔笛」の中の悲痛なアリア「愛の喜びは露と消え」。これを最初にもってくる人は稀だろうが、そこに彼女の心意気というものがあるのだろう。
前半は声の状態も必ずしも完璧でなく、高音域にしても彼女らしくないところがあったが、途中から調子を上げ始め、「愛の妙薬」あたりからは本来の明るさを取り戻した。この人、高音のコロラトゥーラももちろん好いが、中低音域に不思議な色気がある。
いつも思うことだが、オペラ歌手がリサイタルを行なうというのは、本当に難しい。歌唱に深い表現力が備わるのはこれからだ。
最近日の出の勢いにあるパレルモ出身のソプラノ、デジレ・ランカトーレは、日本にも昨年「ルチア」や「ラクメ」の舞台でおなじみになった美女。
リサイタルは今回初めて聴く。ヴェルディ、ドニゼッティ、ロッシーニ、パイジェッロ、マスカーニ、ベルリーニらイタリア・オペラのアリア集で構成されたプログラムの冒頭は、なんとモーツァルトの「魔笛」の中の悲痛なアリア「愛の喜びは露と消え」。これを最初にもってくる人は稀だろうが、そこに彼女の心意気というものがあるのだろう。
前半は声の状態も必ずしも完璧でなく、高音域にしても彼女らしくないところがあったが、途中から調子を上げ始め、「愛の妙薬」あたりからは本来の明るさを取り戻した。この人、高音のコロラトゥーラももちろん好いが、中低音域に不思議な色気がある。
いつも思うことだが、オペラ歌手がリサイタルを行なうというのは、本当に難しい。歌唱に深い表現力が備わるのはこれからだ。
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