2019-11

10・2(水)スクロヴァチェフスキ指揮読売日本交響楽団

    サントリーホール  7時

 明日、90歳の誕生日を迎えるスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、愈々元気、増々健在。
 スタスタと舞台に登場して、高い指揮台にもしっかりと上がり、立ちっ放しで指揮を続ける。あの素早い腕の振りこそ少し穏やか(?)になったものの、エネルギッシュな指揮姿には変わりない。

 今日はベルリオーズの「ロメオとジュリエット」抜粋と、ショスタコーヴィチの「第5交響曲」がプログラムに載せられていたが、仕事の都合でベルリオーズだけ聴いて失礼した。

 「ロメオとジュリエット」からは、型通り「愛の情景」と「ロメオひとり~キャピュレット家の大宴会」が選ばれたが、「マブの女王のスケルツォ」は割愛され、代わりに全曲の「序奏」が冒頭に追加されていた。
 「序奏」(アレグロ・フガート)は弦楽器群が弾き切れぬような速いテンポで開始され(作曲者のメトロノーム指示は更に滅茶苦茶なほど速いが)、金管群のクレッシェンドの個所さえ細部は曖昧になるほどのテンポが採られる。
 こういう時にワリを食うのは、オケの方だろう。損な役回りだ。

 だがそのあとの2曲では、じっくりと美しく歌うようなテンポを採ったスクロヴァチェフスキ。残念ながら必ずしも最高の演奏とはいえず、聴衆の受けもそれほどではなかったが、私はとにかくベルリオーズと言えば最も好きな作曲家のひとりなので、大いに堪能させてもらった。わが国でこの作曲家の人気があまり高くない(「幻想交響曲」を除いてだが)のは悲しい。

コメント

ベルリオーズ、知らない曲が多いから、あまりよく判りません。
ショスタコヴィッチ、良かったですよ。今、この指揮者が一番、多く取り上げているものの一つだから。

ともあれ、90歳。脱帽。。

歳をとると、3ヶ月でも、顔相・歩き方・姿勢が変わって。えっ!!と思うことがあるのに。素晴らしいエネルギーを維持していますね。。。

ヨーロッパのARTE LIVE Web では、旧称で言えば、フランクフルト放送交響楽団のMr.Sの演奏が聴けます。ショスタコの10番もあり。
hr-交響楽団のサイトだったかな。ショスタコのCello協奏曲No.1とブラSym No.1も聴ける。(これはyoutube上の)

これも、非常に良い演奏です。

ともあれ、90歳を日本で迎える。敬意を。。。

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