2019-11

10・1(火)尾高忠明指揮「ベルシャザールの饗宴」

    新国立劇場  7時

 文化庁芸術祭オープニングとして、新国立劇場オペラ部門芸術監督・尾高忠明の指揮により、ディーリアスの「楽園への道」(「村のロメオとジュリエット」間奏曲)、エルガーの連作歌曲集「海の絵」、ウォルトンの「ベルシャザールの饗宴」というプログラムの演奏会が行なわれた。
 演奏は、東京フィルと新国立劇場合唱団、加納悦子(Ms)、萩原潤(Br)。
 新国立劇場の公演ではなく、プログラムの趣旨もあまりよく解らないのだが、尾高が振るならやはり得意の英国ものを、ということなのだろう。

 この「東京国立歌劇場」でオーケストラの演奏会を聴いたのは、私はもしかして今回が初めてだったかもしれない。音響は悪いというほどではないが、良くもない。歌劇場特有のアコースティックが、オーケストラや合唱を、コンサートホールにおけるよりも乾いた音にする。反響板を使っているのかどうか定かでないが、平土間席で聴く限り、オケの音がまっすぐ客席に来ないという特徴があって、もどかしい感になるのはたしかだ。それでいながら金管はおそろしく鋭い音に聞こえるのだが・・・・。

 だがまあ、それはそれとして、ディーリアスとエルガーでの夢のように美しい抒情の世界に浸れたのは、またとない法悦のひと時であった。
 「ベルシャザール」でのバンダは2階両側のバルコン席に配置されていたため、本体のオケよりも突出した音に聞こえる傾向もあったが、作品に対する尾高の愛情と共感がここでも感じられる演奏であった。

 字幕が付いていたのは有難かったけれど、聴感上では何語で歌っているのかよく解らぬところも多くて・・・・。

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