2008-05

4・5(土)大島莉紗ヴァイオリン・リサイタル

  トッパンホール

 パリ・オペラ座のオーケストラのヴァイオリン奏者として活躍する大島莉紗の、8年ぶりという日本でのリサイタル。モーツァルトの「K.301」、シューベルトの「幻想曲」、ショーソンの「詩曲」、R・シュトラウスのソナタが取り上げられた。

 華奢で楚々とした容姿の女性だが、きわめてシンの強い、はっきりした自己主張を行うヴァイオリニストだ。強靭な響きとつややかな音色は、ホールを圧するほどである。
 これで、もっと作品ごとに異なる性格が浮き彫りにされ、主題やフレーズのそれぞれに多様な表情が与えられたら、音楽はより多彩になるだろう。ピアノはマーティン・カズン。
 

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